■天台三門跡で最も古い歴史を持つ三千院
天台三門跡とは妙法院、青漣院、三千院の3つの寺院のことです。
皇族や公家など、位の高い家の師弟の出家先を門跡といいます。
三千院の起源は788年、最澄(さいちょう・天台宗の開祖)が比叡山の東塔南谷に「円融房」を開いたのが始まりと言われています。
円融房の他に、梶井門跡、梶井宮、梨本門跡などの呼称もありました。
度々移転をして現在の場所に落ち着いたのは1871年のことで、三千院という呼称もこの頃から使われるようになったとのことです。
この時に元から大原にあった「往生極楽院」を三千院の境内に取り組む形になったため、三千院が紹介される際には"極楽の寺"という枕詞がつくことがあります。
■三千院の見所
・聚碧園と有清園の庭園(全季節)
聚碧園(しゅうへきえん)は立体感のある静かな池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)。
三千院の御殿門から客殿に入ると見ることができます。
そこから宸殿に進むと、有清園(ゆうせいえん)へ。
美しい苔の広がる木立の中にある池の前では、感嘆の言葉も勢いを失ってしまいます。
紅葉の頃であれば、庭の深緑と紅葉の臙脂色のコントラストの美しさに絶句すること間違いなしです。
雪景色もそれは見事。
・紫陽花苑(6月頃)
三千院奥の院にある、三千株以上の紫陽花を見ることができます。
■三千院の拝観時間~拝観料金
年中無休8時30分~17時
12~2月は16時30分まで。
拝観料は一般700円、中学生400円、子供150円。
30名以上の団体の場合、一般と中学生は100円引。
■アクセス
〒601-1242
京都市左京区大原来迎院町540
075-744-2531
・車の場合
真野ICから大原方面へ。
三千院には駐車場が無いそうです。
・京都駅からバスの場合
京都バス洛北・大原方面行き
京都駅前にある17番・18番乗り場から乗車~約60分にて「大原」で下車→徒歩10分で三千院。
大原到着時に「女ひとり」の冒頭のメロディ「京都大原三千院♪」部分が聞けるかもしれません。